井川町の今宮神社が国の登録有形文化財に

2016年10月21日

 今宮神社 『本殿』 『拝殿』 『神門及び瑞垣』 が国の登録有形文化財に登録されました

 

 平成28年8月1日、三好市井川町辻の今宮神社『本殿(ほんでん)』 『拝殿(はいでん)』 『神門(しんもん)及び瑞垣(みずがき)』が国の登録有形文化財に登録されました。

  これで三好市内の国登録有形文化財は13件となりました。

 

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 今宮神社は、藩政期から明治期にかけて刻み煙草産業で栄えた辻の町のほぼ中心部に位置し、伊予街道の旧道から石段をあがった傾斜地に境内を構えています。

 現在の社殿は大正4年に建てられたもので、刻み煙草業者らの寄付により設立された教育基金が建設費に充てられたといわれています。

 

  辻地区一帯で刻み煙草作りが盛んだったことを今に伝え、国土の歴史的景観に寄与していることが今回評価されました。 

 

 

 

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        ↑『本殿(ほんでん)』 

  本殿は、舟肘木で桁を受け、妻は豕杈首(いのこさす)とし、破風(はふ)に懸魚(げぎょ)を付けるほかは、装飾要素を抑えた簡素な外観です。

 

  

 

 

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       ↑『拝殿(はいでん)』 

    本殿の正面に建つ拝殿は、方一間入母屋造妻入(ほういっけんいりもやつくりつまいり)の建物で、柱間を吹き放して床を張り、天井は格天井(ごうてんじょう)、妻には木連格子を嵌めています。  

 舞殿とも称され、  本殿同様に装飾要素を抑えた簡素な外観で構成されています。

 

 

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     ↑『神門(しんもん)及び瑞垣(みずがき)』 

  本殿と拝殿の間に建つ神門は、切妻造妻入の一間一戸門で、前面柱筋に上部を菱格子とする桟唐戸を配しています。

  瑞垣は切石積基檀上に木造で建て、上部を正面側で菱格子、側背面では縦格子として正面を飾り、統一された意匠で境内景観を整えています。

 

 

    

 

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   ↑『当社の縁起』によると、天正6年(1578)には既に今宮大明神として現在地に奉祀されており、明治3年(1870)に今宮神社と改称したとあります。

 

                                              

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